この記事は2019年1月23日に更新されました。
わたしが昔から会社で思っていたこと。
それは、おじさんと若者の歯車が、『ぜーんぜん合ってなーいっ!』ということ。
昔ながらの化石のような思考のおじさんと、そんな古すぎる体質を、まったく理解できない若者たち。
そして、その真ん中らへんにいるのが、わたしたち30代サラリーマン。。
のハズでしたが、あれあれー?
わたしと同世代の30代男性陣も、徐々に『化石思考』におかされてきてない!?
ヤバイってー!
組織で飼いならされるって、おそろしいです。本人も気づかないうちに、染まっていってしまうんです。自分にかぎって『そんなことないよ』って思っていても!
①忙しいアピール
②『精神論』信者
③ストーカー的管理
これらに少しでも当てはまりだしたら、30代、40代のあなたも、化石おじさん予備軍です!要注意!
部下のやる気をなくす上司の言動 ①忙しいアピール
これ、典型的に部下のモチベーションを下げる行動です。
『昨日もほんと忙しくてさぁ、残業残業!(してるオレ、スゴイでしょ?)』というのは、バッチリ化石おじさん感覚です。
若者は、『仕事は定時で終えて、会社外のコミュニティや副業、家庭が充実してる人』がスマートだという価値観。
大きな溝が、そこにはありますよね〜。
そこへきて、自分の2倍以上の給料をもらっている部長や課長が、忙しいアピールをしてきたら・・
『高い給料もらってるのに、これくらいで忙しいって。どんだけキャパせまいんだよ。』って、ぜんぜん尊敬できません。
化石おじさんが『忙しい!』ってさわげはさわぐほど、若者の気持ちはドンドン冷めていくんです。
どうしても『自分って忙しい!』と主張したい人は、趣味や勉強など、仕事以外に夢中になっていることで、アピールしましょう!
『人生そのものが、忙しくて充実している先輩。』
そっちのほうが、何倍もカッコイイです。
スポンサーリンク
部下のやる気をなくす上司の言動 ②精神論信者
古い体質の企業にありがちなのが、『体育会的精神論』。
ムダにみんなで汗水たらそう的な発想が、若者には理解できません。
つい昨日も、『クリスマスの繁忙期には、みんなで土日も出勤しようZE!』的なムードを課長が出してきて、もう、うんざり。。
だって、全然必要ない出勤なんだもん!
ただただムダにみんなで会社に行って、『なんとなく手伝ってる風』な時間を過ごす。
業務が終わったら、みんなで“万歳三唱”でもしそうな雰囲気、考えただけで、ぐったりします。
本当に必要なら(しぶしぶ?)出勤しますけど、ムダに会社に行きたくないんです。
家庭に居場所がないおじさんたちに、合わせているほどヒマじゃないんです、若者は。
仕事以外の飲み会や社員旅行も、基本的には行きたくない若者が過半数。
部下の気分をアゲてるつもりが、逆に“サゲサゲ”にしているかもしれないので、とくに兄貴肌の人は、要注意です。
部下のやる気をなくす上司の言動 ③ストーカー的管理
やたらと部下の予定を把握して、いちいちケチつけないと気がすまない人。
部下からしたら、『もっと他に、やるべきことあるでしょう』と言いたくなってしまいます。
先日わたしも、自分としては、ぜったいに必要だと思っていた『たかだか2時間の社外への市場調査』を課長に認めてもらえず、本当にがっかりしました。
どこまでわたし、この人に管理されるんだろう・・と。
(しかも否認された2週間後に、その課長本人が、わたしが行きたかった場所に調査に行ったという!もう、冷ややかに笑うしかない件。)
すこし話はそれましたが、ただただデスクに座って、今までと同じことを繰り返していれば、売上が上がる時代は終わりました。
過去とはちがう新しいことを考えて、トライ&エラーをしていかなければ、大企業だってつぶれる時代。
そんな中で、今までのおじさん感覚で部下をしばりつけてたら、それこそオワコン。
若者が、自分で考えるチカラをつぶさないためにも、部下のスケジュールのストーカーになるのは、ほどほどに。。
自由に羽ばたかせた方が、おじさんには思いつかないようなアイディアを、生んでくれるハズです!
さらに人は、管理されればされるほど、『信頼されてない』と感じてしまいます。
部下の方向ばかり見て、予定や仕事内容を、こと細かく管理するよりも。
たまには部下には背を向けて。自分の背中で、見せられる上司になることが先決です。
スポンサーリンク
まとめ
『仕事は全部、部下任せ。』『怒るだけ怒り、仕事はしない。』
昔はそれで、会社が成り立っていたんでしょうね。
でも若者は、そんな化石思考の上司に対して、『なんでこのおじさん、仕事してないのに年収1000万なの?』『今って、なんで怒られたの?』と、???だらけ。
そんな状態では、上司への尊敬はもちろん、会社への情熱も、まったく生まれません。
そんな若者たちのモチベーションを、これ以上、下げないためにも。
そして優秀な若者を、これ以上、外に流出させないためにも。
①忙しいアピール
②精神論信者
③ストーカー的管理
には要注意です。
そして、ミドル世代のわたしたち。うっかり、昔ながらの化石思考に染まらないように。
古い思考は、おじさん世代で断ち切って。時代の流れに乗っていけるような“新たなチーム”を、30代のわたしたちから、つくっていきませんか?
スポンサーリンク