この記事は2019年1月22日に更新されました。
『パワハラまがいの上司の強要を、断る勇気。』その勇気を持てたとき、わたしの世界は、ビックリするくらい快適になりました。
『部下は上司をえらべない。』
そんな悩みをかかえるあなたにオススメなのは、上司との人間関係を断・捨・離する勇気。
自分を守るための“3つの勇気”で、会社時間を快適に変えましょう!
上司への断・捨・離で、職場ストレスを減らす
職場でのストレスを減らすために、わたしが実際に行ったことは、上司との関わり方の断捨離です。
そしてその断捨離は、以下の通り。
- 【断】上司からのアフターファイブの強要を断る
- 【捨】上司から認められたい気持ちを捨てる
- 【離】上司のイライラから離れる
これらの断捨離をする勇気を持てれば、会社時間が劇的に快適になります!
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上司ストレスを減らす方法① 【断】アフターファイブの強要を断る勇気(パワハラ課長A)
『お前、来週の金曜日、空いてるよな。取引先の〇〇社長と接待な!』
たびたび勝手に決められる、わたしのアフターファイブ。今までは、最優先して合わせてきました。
楽しみにしていた友だちとの予定もキャンセルし、泣きたいくらいの生理痛だってガマンして。
でも、カラダをこわして今までの部署から異動になったとき。
『どれだけ会社のためにムリしても、会社や上司は、わたしのためにはムリしてくれない。』という現実を、パシッとつきつけられたわたし。
そのときはすごくショックでしたが、その経験のおかげで、いままでの考えを変える勇気が持てました。
『会社も上司もムリしてくれないなら、わたしもムリはしないで、断りたいときは断る。』
上司にイヤミを言われながらも、【断】の勇気を持てるようになったことで、自分の時間を有意義につかえるようになりました。
ちょうど昨日も、冒頭文のような“プチパワハラ”発言があり、そのときの、課長とわたしの押し問答が、こちら。
来週の金曜日、◯◯社長と接待だから空けとけよ!
来週の金曜日は、予定があるからムリです。(仮に予定がなくても、その社長と行くと朝までコースになるからイヤ)
なんなんだ、その予定って!
いや・・ちょっと。。(あなたには言いたくない)
仕事か??こっちは仕事だぞ!
(仕事なワケないじゃん!笑。でもあなたが決めた飲み会よりダンゼン)大事な予定があるので、ぜーったいムリです!
(うぅっ。) お、おい、ちょっと▲▲さん!(←別の部下)
こいつ、業務を優先させないんだよ、どう思う?? ほんとに、ありえないよなぁ!なぁ!?ブツブツ・・・
勝った!!!笑
ムダな飲み会を断ることで、自然と会社以外の自分時間が充実します。
そうすると、どんどん自分に自信もついてきます。
結果、さらに断れるようになるという、好循環。
あ、わたしも(まだ)いちおう組織に属してるので、『この人のためなら』って思えるときは、多少のムリはします。
これは、イヤな上司向けの、自己防衛戦略ですっ!
上司ストレスを減らす方法② 【捨】認められたい気持ちを捨てる勇気(サイコパス課長B)
全員にとって『いい子』でいるのは、ぜったいにムリ。
とくに嫌いなヒトに対して、『いい子』でいる必要はありません。
嫌いなヒトからは、『イヤなヤツ』って思われていいんです!
人に認められようとすると、ホント、ムダに疲れますよね。
かくいうわたしも、熱狂的な『周囲の評価』信者だったので、その大変さは、手に取るようにわかります。
でも、2年前、まったく理解のできないハチャメチャ課長の部下だったとき。
その課長に『なんとか認めてもらいたい』と必死にがんばった結果、わたしはカラダをこわしました。
そしてわたしは部署異動となり、今ではその課長は、わたしの人生に1ミリも登場しません。
つまり、その課長に認められようがられまいが、わたしの人生にはたいした影響がなかったのです。
当時は、上司との関係が会社人生の全てのように思えて、つねに上司の言動に一喜一憂。サイコパスのように、むちゃくちゃな上司だったので、極限まで追い込まれてしまいました。
でもその経験から、『理解できない人には、理解していただかなくてけっこう!』と、いい意味で割り切れるようになりました。
みんなから認められたい気持ちを【捨】てることで、追い込まれていた自分から、解放されました。
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上司ストレスを減らす方法③ 【離】上司のイライラから離れる勇気(イライラ係長C)
常にイライラしている、となりの席の係長。
そしてそのイライラに、ついつい自分のこころが引っ張られていたわたし。
でも、相手のイライラは、自分とはまったく無関係な次元にあるもの。気にするだけ損なのです。
そのことに気づいたわたしは、相手のイライラからできるかぎり離れるように意識しました。
イライラ
っっざけんじゃねーよ!
イライライラ
てめーのために仕事してんじゃねーんだよ!!
イライライライラ
アホかこいつ!!!死ねよマジ
受話器ガッチャーん!!
手帳バシッ!!
チッ、チッ、チッ、小鳥のように、つねに舌打ち。
わたしに対して向けられた言葉や言動じゃなくても、となりにあるイライラした空気が、イヤでイヤでたまりませんでした。
すべて自分に向けられているかのように、受け止めてしまっていました。
でも、相手のイライラは、自分とはまったく無関係。相手は相手の事情で、勝手にイライラしているだけなのです。
それを気にして、ましてや自分の中に受け入れてしまうのは、とーーっても損なんです。
そう気づいたわたしは、『相手の感情に飲み込まれるのではなく、自分軸で心を保っていく。』
そう心に決めたことで、だいぶ気持ちがおだやかになりました。
少し深めに呼吸をしながら、できる限り相手のイライラから【離】れる。
自分自身の“ポジティブオーラ”でバリアをはって、イライラの伝染をシャットアウト。
そうすることで、相手の空気に引っ張られない、おだやかな自分を取り戻すことができました。
おわりに 部下は上司を選べないから・・
部下は上司をえらべない。
上司そのものを断捨離することは、組織にいると、なかなかむずかしいものです。
でも、上司からのイヤな誘いは断る、すべての上司に認められたい気持ちを捨てる、上司の自分勝手なイライラから離れる。
こんな風に、『上司に対する自分の考えや行動』を断捨離することは、すこしの勇気を出せば、あなたにもできるハズ!
“上司への断捨離大作戦”で、イヤな上司との関係性と会社時間を、自分から変えてみませんか。