この記事は2019年1月24日に更新されました。
今から約2年前に、連日の超ハードワークから体調(心?)を崩してしまったわたし。
『今すぐ会社辞めるっ!!』って思っていたけど、やっぱり(今はまだ)辞めない理由。
それは、今まで10年以上尽くしてきた会社を、今度は逆に、『こちらが最大限利用しよう』と、マインドチェンジしたからです。
会社『に』利用されるのではなく、会社『を』利用する
会社に利用されるも、会社を利用するも、自分次第。
本気で会社を辞めようと思った時、見えてる景色がガラリと変わりました。
『頑張らなきゃいけない』
『周りの人に、認められなきゃいけない』
『みんなとうまくやっていかなきゃいけない』
これ全部、社会の呪いでした。
頑張らなくていい。
自分で自分を認めればいい。
だって、合わない人は合わないもん。
そう開き直れた時に、あれだけイヤだった職場を、“逆に自分のために利用するんだーっ‼️”っていう目で見られるようになりました。
今まで『いい子』でいたいがために、会社や社会の呪いに縛られてきたけど。
(会社と社会って、同じ漢字、、どうりで似てる。。)
いい子じゃなくっていいやって思えたら、◎最大限利用する◎。
そう開き直れた次第です。
今まで14年間、そうとう会社に尽くしてきた分、しばらく会社に尽くしてもらおう!
そうマインドチェンジしたことで、会社時間をとても有意義に過ごせるようになりました。
ということで、今、『会社を辞めたい。。』と思っている方!
これからの自分の人生のために、とりあえず、会社を最大限利用してみましょう。
そしてそんな風に、会社を最大限利用する方法は、以下の3つ。
- 給料をいただきながら、本当にやりたいことを見つける
- 会社での経験値を上げて、自分を知る
- 有給や福利厚生を存分にあじわう
以上3点について、くわしく説明していきます。
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今の会社を最大利用する方法① 給料をいただきながら、本当にやりたいことを見つける
とりあえず会社で働きつづけることで、安定したお給料をいただきながら、自分が本当にやりたいことを見つけることができます。
『好きなことで食べていきましょう。』
『やりたくないことにしばられてる人生なんて、時間のムダ遣いです。』
うんうん、そうだよね。おっしゃる通りです。
でもでも、今まで10年以上、日々の業務に追われて。
くだらない人間関係のしがらみの中で、固定概念ガチガチで生きてきてしまった、30代のわたしたち。
急に『好きなことをやろう!』と思っても、何がやりたいことなのか、自分でもわからないものですよね。
わたし自身も、『会社を辞めよう!』と思ってからはじめて、好きなこと探しを始めた状況でした。
そんな状態の中で、雑念のない、ピュアな子供のころみたいな気持ちになれるように。
つまり、お金が稼げるとか、稼げないとか、そんなことでジャッジしなくいいように。
(『稼げそう』とか『安定していそう』とかで次の仕事を探したら、それこそまた、同じことの繰り返しになってしまう危険性大!)
まずは、ただただ自分が好きなことを感じられるように。
『天職』という言葉があるように、本当に好きなことを仕事にできたとき、人はすばらしいパフォーマンスを発揮し、最高の幸福感を感じることができます。
そして、それをまだ見つけられていないとしたら。今の会社で安定した収入をいただきながら、心のゆとりを持って好きなことをさがせるのって、とってもラッキー。
辞めるのは、いつでもできます。そのうち、本当にやりたいことが見えてきたら、スパッと辞めればいいんです。
もしかしたら、趣味とかボランティアみたいな、そいういうことが自分のやりがいだと気づいたら。
今の仕事をつづけながら、何足でもわらじをはいて、人生を楽しむという選択肢もあります。
とにかく、自分の『好き』や『楽しいっ』にブロックをかけないために。
とりあえず、いまの仕事をキープしながら。
ゆとりを持って、自分が本当にやりたいことを見つけましょう。
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今の会社を最大限利用する方法② 経験値を上げて自分を知る
好きなことを見つけるためには、自分自身を知ることが必要不可欠。
そして、会社という組織での経験は、『自分のやりがい』や『自分が大切にしたい価値観』、逆に、『自分がやりたくないこと』など。
自分についての多くのことを、教えてくれます。
たとえばわたしの場合は、四苦八苦しながらも、世の中になかったような新しいスイーツを開発して、発売までたどりついたとき。
『やっぱりわたしは、モノづくりが好き』なんだって、自分の“やりがいポイント”に気づきました。
また、お客さまと心からの信頼関係が築くことができたときや、仕事を通して、生き方に刺激を受けるような人と、出会えたとき。
『好きな人や尊敬する人と仕事をするって、こんなに楽しいんだ』って、自分が大切にしたい価値観に気づいたり。
逆にイヤなことがあったときには、『あ、あたし、これはやりたくないんだ』っていうこともわかります。
そしたらそこから、それをやらないためには、どうすればいいのかって考えられる。
イヤなことって、むしろ楽しいことよりも、自分を教えてくれる貴重な材料なのです。
そんな風に、組織でさまざまな経験を積みながら、『自分なりの価値観をみつける場所』として会社時間をつかってみる。
または、『なんか違うっ!』って思うことを体感して、そうならないためにはどうしたらいいかを、必死で考える場にする。
そうすればきっと、会社で働いている今の時間も、ムダな時間にはならないはずです。
今の会社を最大限利用する方法③ 有休や福利厚生を存分に味わう
会社員として、給与とおなじくらい大きなメリット。
それは、会社を数日間休んでも、すぐに収入が停止することはないということ。
30代で何年間も働いていれば、有給もたっぷりありますよね。
ムダに会社に尽くしまくっていたわたしも、ほとんど有給を使うことなく、毎年消滅していました。
でも、あたりまえのことですけど、有給は権利。
『これ以上がんばったら、ちょっとヤバそう。』
『今日は、どうしても会社に行きたくない。』
自分の中からそんなサインが出てきたら、堂々と有給を使って、一息つけばいいんです。
ためしに数日間連続で休んでみて、“擬似退職体験”をしてみるのもアリです。
さらにたまには、体調不良や会社に行きたくないときだけではなく、意図的に、自分の趣味や楽しみのために、有給をとってみましょう。
それだけで、かなりぜいたくな気分を味わえること、間違いなしです。
また、女性であれば、出産や育児などで、仕事をセーブしなければいけない期間が出てくることもありますよね。(育児は男性もありますね。)
そんな時にも、何年も働いてきた会社の方が、産休も育休も取りやすいと思います。
そのほかにも、“介護休暇”や“ボランティア休暇”、“ベビッシッターの補助金”や“会社の保養所”などなど。
会社には、意外とさまざまな福利厚生があるもの。
仕事に追われて必死になっていたときには、会社の制度を調べる余裕もありませんでしたが、よくよく確認してみると、わたしの会社にも、(制度としては)いろいろな福利厚生がありました。
ほんとにぜんぜん知らなかったー!
だから、有休も、産休も、補助金も、もらえるもんは、全部いただいてから、考えてあげることにしました。笑
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おわりに
『今すぐ会社辞める!』
このことに迷いのない方は、そのままどんどん突き進めると思います。
この記事にたどりつくこともないでしょう。
でも、わたしとおなじように、まだ少し迷っている方。
1度開き直って、『どうせ辞めるんだから、最後に会社を利用してやろう!』と考えてみる。
そうすることで、辞めないメリットが見えてくるかもしれません。
わたしの場合も、
- 心にゆとりを持って、好きなことさがしができる。
- 会社での経験から、自分の価値観を再確認できる。
- 有休や福利厚生を堪能できる。
などなど、いろんなメリットが見えてきました。
結果、いまのわたしは、片足は会社に残しながら。でも着々と、とびきりの人生を作る準備を進めている最中です。
(会社の人にもだれにも内緒です。ふふふ)
仕事はつづけながら、もう片方の足では、いままで知らなかった世界を見て感じて。
少しづつ自分自身をアップデート。
中途半端なようだけど、意外とメリットが多い、会社を利用しながら、自分の人生を見つめなおすという方法。
『会社辞めたいっ!でもすこし迷ってる。。』という方や、ストレス社会で、一途にがんばりスギな30代の方に。
【会社辞める、その前に。(せっかくだから)会社を最大限利用する!】
とってもおすすめしたい戦法です。